HOME > モチベーションコラム > 無責任な他人の声
もしあなたが、何かにチャレンジを始めようとしたときに気をつけることがあります。
それは「無責任な他人の声」です。
私の本業は不動産仲介の仕事です。
その仕事の中で、こうした「無責任な他人の声」で大損をする人をたくさん見てきました。
例えばちょうど今話を詰めているビルのオーナー。
お金の問題を抱えており、ビルを売ることになった。
私がすぐに買い手を見つけ、話を持っていきました。
買いたい方からの購入の条件は、私がプロとしてみて間違いなく売主にとってもいいものでした。
特に、こうした不動産市場ですからね。
本心で売主さんにとってもいい買い手だと私も思いました。
さっそく売主さんに話をしました。
そのときは売主さんも条件には納得していたのです。
しかし、次の日から売主さんの気持ちに変化が現われました。
話を聞くと「いろんな人にアドバイスを求めた」そうです。
「この条件で売って損ではないか」と。
するとアドバイスを求められた人は、「無責任なアドバイス」を売主さんにするのです。
『そんな条件は損じゃないか?』
『その価格だと土地の評価だけだよね、建物が評価されていない』
etcetc・・・・・
そんな風に言われ、売主さんの気持ちも「売っていいものか?」とぐらつき始めたのです。
その変化に気がついた私は売主さんに聞きました。
「そのアドバイスをくれた方はどんな方ですか?」と
すると、社内の専務や顧問の税理士、親戚だというのです。
私は言いました「その方たちは『不動産のプロとしてアドバイスをしたのですか』」と。
この売主さんはちょうど「今日」が返事の期限で迷っておられると思います。
不動産の売買において、こうした「プロでもないのにアドバイスする人」はよく出てきます。
そして「知識が無いのに、話をごちゃ混ぜにする」のです。
結果、売主は売りそこなう、損する。
そんな話をいやほど知っています。
そしてこうした話は「不動産売買の現場」だけではありません。
日常生活の中でもよくある話です。
もし、あなたが前向きに何かを始めようとしたら
「ああ、それは○○らしいよ、辞めたほうがいい」
「そんな危険を冒してはダメだ」
こうしたアドバイスをしてくる人が必ずいます。
そんなアドバイスを聞いてあなたが迷ったら、こう考えてください。
「そのアドバイスをくれている人は、私がしようとしていることのプロなのか?」
「そのアドバイスをくれている人は、私がしようとしていることを経験した人なのか?」
そう冷静に判断して欲しいのです。私はよくお客さんに言います。
「タダでアドバイスをしてくれる人ほど、無責任なものはない」と。
もしあなたが何かにチャレンジするときに、そんな声が聞こえてきても
冷静に判断し、自分の決断を迷わないでくださいね。
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